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各診療科のご紹介

各センターのご紹介

各部局のご紹介 医療安全管理室のご紹介
 
 
第一部長 河井通泰
第三部長 岡田真由美
副部長 高橋典子
医長 小林浩治
医員 矢野有貴、寺西佳枝、諸井博明、横田夏子、向 麻利、廣渡茉紀、伴野千尋、高橋明日香、山口恭平、花田光紗

 
第1診察室 午前 高橋(典) 河井

諸井

小林

河井
午後

寺西

河井

小林

河井

 
第2診察室 午前 岡田 廣渡

岡田

山口

午後

岡田

横田

矢野

寺西 諸井
 
第5診察室 午前 高橋(明)

矢野

花田

岡田

廣渡

午後

伴野

高橋(典)

横田

高橋(明)

廣渡
 
第6診察室 午前

矢野

小林

横田

高橋(典)

午後 矢野 諸井

岡田

高橋(典)

横田

 当院産婦人科の診療活動の特徴として母体搬送を含むハイリスク妊娠を中心とした周産期管理、婦人科悪性腫瘍の診断と治療があげらます。

 周産期関係では分娩数が2010年は1,167件(帝王切開率41.0%)と多数例を扱っています。周産期の管理は母と胎児の両方の生命を考えなければならず、順調であった患者さんが昼夜を問わず急変することは日常のことです。他施設より送られてくる母体搬送は、このうち186件でした。緊急母体搬送の多くは夜間休日に送られてきていますが、新生児医療センタ-と協力して1例1例最も良い結果となるよう努力しています。母体搬送は東海3県でも最も多い施設のひとつであり、静岡県内で搬送先が見つからない場合には、県境を越えて静岡県からの母体搬送も受け入れています。

 その他、妊娠高血圧症候群の管理、切迫早産、前期破水等についても最新の情報を集め質の高い管理を目標としています。また、出産年齢の高齢化等に伴うハイリスク妊娠の増加に伴い帝王切開率も年々上昇しています。

  2010年の分娩の内訳は単胎1,112(帝王切開率38.1%)、双胎55(帝王切開率 100%)でした。

 婦人科悪性腫瘍は子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌が主なものです。子宮頚癌は60例に対して治療を行いました。進行期が初期の症例は縮小手術を行っています。放射線療法を必要とする進行子宮頚癌は、主に放射線科で治療していますが、化学放射線療法(化学療法と放射線療法を同時に行う治療)を放射線科と連携して行っており、非常に良い治療効果をあげています。

  子宮体癌(子宮体部悪性腫瘍)は37例治療しました。手術療法を先行させ、進行期の症例には化学療法を行っています。

  卵巣癌は境界悪性8例を含め27例治療を施行しました。卵巣癌は初回手術として傍大動脈リンパ節郭清を含む広汎な術式を選択して腫瘍病巣を可能な限り切除しています。その後、タキサン、カルボプラチン療法を副作用に注意しながら行っています。再発例も少なからず存在しますが、これらの症例には、患者さん及び家族の方とよく相談し治療方針を選択しています。

  2010年は135名に延べ485コ-スの化学療法(抗癌剤治療)を行いました。外来で施行可能な患者さんは、外来治療センターで行っています。

子宮頸癌の5年生存率
0期 100%
IA期 100%
IB1期 96.8%
IB2期 100%
IIA期 91.7%
IBI期 93.7%
III期 71.7%
IV期 47.1%

子宮体癌の5年生存率
I期
IA期 100%
IB期 98.7%
IC期 88.9%
II期 83.9%
III期
IIIa期 88.1%
IIIc期 83.3%

上皮性卵巣癌の5年生存率
IA期 91.7%
IC期 79.5%
II期 76.2%
III期 35.7%
IV期 17.0%


 以上のほか、産婦人科領域では子宮筋腫、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍などの治療があるが従来どおり、その症例に対して最も良い方法を選択しています。特に、将来的に挙児希望のある患者さんに対しては、当院の総合生殖医療センターと連携をとり、将来の挙児獲得を前提において治療にあたってます。

  社会環境の変化は著しいものがあります。特にインフォ-ムドコンセントについては当科では可能な限り十分に説明した上で、患者さんおよび家族の方の同意を得て希望にそうような治療ができるよう努力しています。


最近地域医療の一翼を担う有力な医療機関で産婦人科の診療を著しく縮小し、手術、分娩の取り扱いを中止した病院があります。

この原因は診療を担当する産婦人科医師を確保できないことにあります。
根本的には医師国家試験合格者で産婦人科専攻希望者が僅少であることに原因があります。

この傾向は短期的には解決のめどが立たず、今後相当期間持続すると推測されます。

必要な人数の医師を確保しがたい事情は当院についても当てはまることです。
このため手術が必要な方が以前にもまして集中しているにもかかわらず、数的には対応能力が低下してきているため相当期間の待機をお願いしています。

この状態は良性疾患のみならず、急を要する悪性腫瘍の場合にも影響が出ています。

速やかに治療を開始するためにやむを得ず隣接地域の病院へ紹介転院していただく事態も生じています。

これらの事情をご理解いただき当院以外に治療に適した医療機関が見つかればなるべくそれらの病院、医院を受診していただきたく存じます。

さまざまな事情のため当院を受信される際には外来担当医師不足のため待ち時間が相当長くなる場合も多いことを、予めご了解いただき、ご協力をお願いいたします。

妊娠を望んでおられる子宮筋腫、子宮内膜症の患者さんや内視鏡手術を検討されている患者さんは、総合生殖医療センター産婦人科(生殖医療)のページもご覧下さい。