各センターのご紹介
麻酔科医の役割は手術中、患者さんに麻酔薬で眠っていただくだけではありません。 手術中の血圧などの循環動態の管理、呼吸状態の管理、輸液、輸血などの管理や、手術中に生じた不整脈や喘息発作などの合併症の治療、すなわち手術中の内科的な診療のほぼすべてを行います。 また、手術前に患者さんの全身状態を診察し、手術が可能かを判断したり、最適な麻酔方法を選択します。 より安全でより苦痛の少ない手術のために努力しています。 近年、医療技術の進歩とともに麻酔の安全性も高くなってきています。 しかし、その反面、平均寿命の高進とともに、高齢の患者さんが増えています。 高齢になれば、合併症も多く、麻酔の危険性は高くなります。その一方で新生児の症例は一層未熟な児も手術対象になってきています。 以前では手術できなかった症例も行えるようになってきていますが、麻酔の難易度はますます高くなり、より高度な麻酔管理能力が必要とされています。 東三河随一の基幹病院の麻酔科として、多彩な内容の手術における麻酔や重篤な合併症をもつ患者さんの麻酔を日々行っております。 平成21年は1年間で当院では7,087件もの手術を行いました。
当院では救急救命士の気管挿管実習を実施しております。全身麻酔を受けられる成人患者さんの中で、比較的全身状態が良好な方にご協力をお願いする場合があります。 交通外傷などによる心肺停止状態では一刻も早い気管挿管による気道確保が救命率を上げるのに有効ですが、現在東三河地区にはまだ十数名しか資格をもった救命士はいません。 是非、ご協力をお願いいたします。