診療科・部門

小児科

診療科のご案内

東三河の将来を担う子どもたちを、地域の医療スタッフやご家族とともに見守ります。
生まれたばかりの赤ちゃんから15歳あるいはそれ以上の方、救急や急性疾患から慢性疾患、在宅医療まで、幅広く対応しています。また地域の中核小児医療センターとして、血液・腫瘍、内分泌、アレルギー、循環器、腎臓、神経、遺伝性疾患などの専門外来を持ち、専門医による質の高い医療を提携しています。

外来担当医表

【午前の外来】
主に感染症などの急性疾患を対象としており、一部予約制をとっていますが、急病の場合などは予約の有無にかかわらず受診できます。
【午後の外来】
慢性疾患の患者さんなど感染症のない患者さんを対象とし、完全予約制です。
※時間外に救急外来を受診された小児患者は、まず救急部の医師が診察し、さらなる精査が必要な場合や入院加療が適当と思われた場合に当直小児科医師が診察いたします。

第1診察室午前大下田中竹内井上笠置
午後内分泌・代謝
田中
発達外来
交代制
アレルギー外来
井上
心臓外来
交代制
神経外来
杉本
第2診察室午前大島杉田大島杉田今泉
午後アレルギー外来
今泉
発達外来
戸川泰
アレルギー外来
山本
心臓外来
大下
神経外来
藤本
第3診察室午前笠置澤田今泉澤田大下
午後発達外来
久野
発達外来
金岡
アレルギー外来
澤田
腎臓外来
笠置
神経外来
交代制
第5診察室午前交代制井上交代制田中竹内
午後発達外来
熊澤
発達外来
慢性外来1
交代制
内分泌外来
竹内
神経外来
交代制
第6診察室午前
午後発達外来
小崎
腎臓外来
笠置
慢性外来1
交代制
血液外来
伊藤/東
第7診察室午前
午後アレルギー外来
澤田
内分泌外来
竹内
神経外来
交代制
第8診察室午前
午後発達検査
第10診察室午前
午後

※麻疹・水痘・おたふくかぜ・風疹などが疑われる方は、小児科外来受付(G)でお申し出ください。
※電話による予約変更の受付時間は15時00分~16時00分です。

代表的な疾患・治療

外界から侵入したウイルスや細菌が咽頭・扁桃・喉頭・気管・気管支など空気の通り道に付着し増殖することで炎症を起こし、症状が現れることを指します。鼻汁・鼻閉・咽頭痛・咳などのいわゆるかぜ症状が主です。症状を薬で抑える対症療法が主ですが、細菌感染で重症化した場合は抗生剤を使用します。

アレルギーや慢性の炎症によって気道の過敏性が増した状態で気管支が細くなるため、咳・喘鳴・呼吸困難を起こします。対症療法としては酸素吸入や気管支拡張剤を投与します。治療薬としては抗アレルギー剤やステロイド剤を経口薬や点滴として使用します。

特定の食べ物に含まれるアレルゲン(アレルギーの原因物質)に免疫機能が過剰に反応するため、体のいろいろな部分に症状が出ます。皮膚(かゆみ、赤み、じんましん)目(かゆみ、赤み、涙)気道(鼻水、咳、息苦しさ)消化器(吐き気、腹痛)など多彩です。血液検査と食物負荷試験を行い原因食物の特定ができればまず除去を行います。

おしっこの通り道(尿道・膀胱・尿管・腎盂)に細菌が付着・増殖することで炎症を起こします。頻尿や排尿時の痛み、残尿感があり、高熱が出ます。尿検査で細菌を検出することが多く、抗生剤を長期間使用して治療します。

尿にタンパク質が漏れ出てしまうため血液中のたんぱく質が減り体がむくむ病気です。腎臓のろ過機能が低下しているため起こり、むくみ、腹痛、下痢、嘔吐など消化器症状が主です。ステロイドを使用した治療を行いますが厳密な水分管理が必要となります。

乳幼児に多い急性発熱疾患で、全身の中型・小型の動脈での血管炎が主な原因です。症状として発熱、発疹、白目の充血、唇やのどの発赤、苺舌、リンパ節の腫れ、手足の腫れ、BCG接種部位の発赤などがあります。原因はわかっていませんがアスピリンの投与と免疫グロブリンの大量投与で治療を行い、心臓を栄養する動脈の変形を防ぎます。

生まれつき心臓や血管の構造の一部が通常と異なる病気を指します。心臓の真ん中の壁に穴が開いていたり、弁の動きが悪かったり、心臓の部屋数が少なかったりと様々な種類があります。手術が必要な場合もありますが、体の大きさや体力などを考慮しながら内服薬で経過を見る場合もあります。

小児に多い1型糖尿病では、体内のインスリン分泌が不足・欠乏し、インスリンを注射で補充しなければなりません。一方、最近小児にも増えてきた2型糖尿病では、運動不足や過食によって体内のインスリン分泌が悪くなったり、働きが鈍くなることが発症の誘因になります。1型糖尿病に対してはインスリンポンプやSAP療法、持続血糖モニタリング(CGM)などを導入した診療を行っています。

脳下垂体からの成長ホルモンの分泌が低下又は欠如して起こります。幼児期から身長の成長が遅れてきて年を追うごとに平均身長との差が大きくなります。入院により成長ホルモン分泌負荷試験を行い成長ホルモンがちゃんと分泌されているか検査します。分泌不全と診断された場合、成長ホルモン補充療法を行います。

脳の慢性的な病気で、脳の神経細胞に突然発生する激しい電気的興奮により繰り返すのが特徴です。興奮を起こす場所によって症状は異なります。ぐっと全身に力が入る強直発作や手足ががくがくと一定のリズムで震える間代発作、突然意識だけなくなる欠神発作などがあります。頭部MRIで器質的異常がないのを確認し、脳波を読むことで診断します。抗てんかん薬を投与し脳波の改善を目指します。

インフルエンザワクチン

お子様のインフルエンザワクチンについて

ワクチンは「かかりつけ医」での接種をお願いしています

当院を受診している患者様につきましても、まずは「かかりつけ医」の先生にご相談いただくようにお願い致します。
当院でのワクチン接種は、重症の基礎疾患があるなどの理由で「かかりつけ医」の先生では接種が困難と判断された患者様に限らせていただきます。
当院で接種することになった患者様への対応は以下のように致します。

【接種日時】
令和5年10 月16日(月)~令和5年12月18日(月)<令和5年度実績>
※但し、火曜日午後を除いた診療時間内
【接種の手続き】
・当院に定期通院中の患者様に関しては当院受診時に主治医にご相談ください。
・「かかりつけ医」からワクチン接種を依頼する紹介状をお持ちの患者様は、まずは小児科受診の手続きをお取りいただき、小児科医の診察を受けてください。
【接種回数】
13歳未満は原則2回(2~4週間間隔)
13歳以上は原則1回
【接種料金】
5,090円(1 回につき)

クリニカルパス

クリニカルパス(クリティカルパス)とは、特定の疾患、手術、検査毎に入院中に実践する治療・検査・看護・処置・指導などをスケジュール表にまとめたものです。

成長ホルモン分泌刺激試験-前2種(入院期間:3日)

成長ホルモン分泌刺激試験-後2種(入院期間:3日)

スタッフ

出身大学
名古屋市立大学
指導医
  • 日本周産期・新生児医学会周産期専門医制度周産期専門医(新生児)指導医
  • 臨床研修指導医
  • 日本小児科学会指導医
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医
  • 日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医
その他
  • 名古屋市立大学病院・名古屋市立病院第9回臨床研修指導医講習会修了                                               名古屋市立大学大学院医学研究科生体情報・機能制御医学専攻博士課程修了
  • 名古屋市立大学医学部臨床教授
出身大学
愛知医科大学
指導医
  • 臨床研修指導医
  • 日本小児科学会認定小児科指導医
  • 日本内分泌学会内分泌代謝科指導医
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本内分泌学会内分泌代謝科(小児科)専門医
  • 日本糖尿病学会糖尿病専門医
その他
  • 医学博士(名古屋市立大学)
出身大学
島根大学
指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本小児循環器学会小児循環器専門医
出身大学
筑波大学
指導医
  • 日本小児科学会認定小児科指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本内分泌学会内分泌代謝科(小児科)専門医
  • 日本糖尿病学会専門医
出身大学
金沢医科大学
指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本小児外科学会 小児外科専門医
  • 日本小児科学会 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会アレルギー専門医(小児科)
その他
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
  • 厚生労働省指定オンライン診療研修修了
  • 第22回千葉大学卒後臨床研修指導医養成ワークショップ修了
出身大学
名古屋市立大学
指導医
  • 日本小児科学会指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本専門医機構認定小児科専門医
  • 日本腎臓学会腎臓専門医
出身大学
久留米大学
指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
その他
  • 四日市市病院緩和ケア研修会修了
  • 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)
  • PALS Provider
  • JAMEP臨床研修指導医講習会修了
出身大学
名古屋市立大学
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
その他
  • BLS Provider受講
出身大学
三重大学
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
出身大学
名古屋市立大学
その他
  • 令和3年度豊橋市民病院緩和ケア研修会修了
  • 豊橋市民病院ICLSコース修了
  • 豊橋市民病院新生児蘇生法講習会「専門(A)」コース修了
  • 三河外傷セミナー(JPTEC)修了
出身大学
名古屋市立大学
その他
  • 令和3年度豊橋市民病院緩和ケア研修会修了
  • 豊橋市民病院ICLSコース修了
  • 豊橋市民病院新生児蘇生法講習会「専門(A)」コース修了
  • 三河外傷セミナー(JPTEC)修了
  • 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門(A)」コース終了
出身大学
名古屋市立大学
その他
  • 令和4年度豊橋市民病院緩和ケア研修会修了
出身大学
富山大学
その他
  • 日本緩和医療学会 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
  • 日本小児科学会小児初期診療対応コース全課程修了
出身大学
名古屋市立大学
その他
  • 日本緩和医療学会 緩和ケア研修会修了
出身大学
名古屋市立大学
その他
  • 令和4年度豊橋市民病院緩和ケア研修会修了
出身大学
名古屋市立大学
その他
  • 令和5年度豊橋市民病院緩和ケア研修会修了
出身大学
愛知医科大学
出身大学
藤田医科大学
出身大学
滋賀医科大学
指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本小児科学会 小児科専門医
  • 日本周産期・新生児医学会 新生児専門医
その他
  • VHJ機構指導医養成講座修了
  • 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コース修了
  • BLS Provider
出身大学
名古屋市立大学
指導医
  • 日本小児科学会認定小児科指導医
  • 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本周産期・新生児学会・周産期(新生児)専門医
その他
  • 出生前コンサルト小児科医
出身大学
三重大学
指導医
  • 日本小児科学会認定小児科指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本小児科学会小児科専門医
  • 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医
  • 日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医
その他
  • 出生前コンサルト小児科医