診療科・部門
救急科
診療科のご案内
救急科は救急外来センターに受診、救急搬送された患者さんを重症度、疾患の種類を問わず診療する診療科です。救急科の専門医を中心に、ガイドライン等に準拠した診療を目指しています。重症度が高く集中治療センター、救急入院センターに入院した患者さんにおいては当科の集中治療の専門医が各科と連携し、入院後の診療にも携わっています。
搬送される患者さんの特徴としては重症外傷の患者さんが多く(2020年: 402名)、当科の外傷の専門医が中心となって各科と連携し、救命および、より元気な状態で退院していただけることを目指しています。また心疾患、脳卒中、消化管出血など、早期の治療開始が重要となる他の病態においても、関係各科と密に連携し、質の高い救急医療を提供しています。また、当院救急外来センターの救急搬送応需率は約99%で当地域の救急搬送は極力応需しています。
以上のように当地域の方が突然重病、大きなケガをされた際に確実に受け入れ、適切な治療が受けられるような体制で救急医療に取り組んでいます。
代表的な疾患・治療
臓器・病態を問わず救急外来センターへ受診、搬送された患者さんが対象となります。初期診療を行い、緊急での治療が必要ない病状と判断された場合には翌日以降各科の外来受診をお願いしています。緊急での治療・入院が必要な病状と判断した場合には、初期治療後、病棟あるいは集中治療センターや救急入院センターに入院していただき治療が続けられます。救命救急センターとして診療に当たった重症病態の実績は以下の通りとなります。(2020年)
- 来院時心肺停止(240名)
- 重症急性冠症候群(110名)
- 重症大動脈疾患 (35名)
- 重症脳卒中(189名)
- 重症外傷(403名)
- 切断指、重症熱傷(13名)
- 重症急性中毒(12名)
- 重症消化管出血(186名)
- 敗血症(113名)
- 重症熱中症、低体温(30名)
- 重症呼吸不全(36名)
- 重症心不(31名)
現在実施中の臨床研究
豊橋市民病院救急科では、以下の臨床研究を実施しています。
更新日:2023年04月05日
- 管理番号
- 632
- 院内代表者名
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平松和洋
- 研究の対象
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当院救急外来センターで迅速フィブリノゲン測定器(FibCare®)によるフィブリノゲン測定が行われた方
(オプトアウト:公開情報参照)
- 開始日
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2021/11/10
- 終了予定日
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2023/12/31
スタッフ
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- 出身大学
- 信州大学
- 指導医
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- 臨床研修指導医
- 専門医
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- 日本麻酔科学会専門医
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本集中治療医学会集中治療専門医
- 認定医
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- 麻酔科認定医
- その他
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- 日本医師会ACLS(二次救命処置)研修修了
- JATECコース修了
- 麻酔科標榜医
- 災害派遣医療チーム研修修了
- JPTECインストラクター
- ICLS・BLSコースディレクター
- 日本麻酔科学会インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 日本医療機能評価機構 CVC研修会 修了
- NST医師・歯科医師教育セミナー修了
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- 出身大学
- 福井大学
- その他
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- 令和2年度豊橋市民病院緩和ケア研修会修了